エギングで一番大事なのはフォールやステイの安定性?

エギングで一番大事なのはフォールやステイの安定性?

職場の友人から「今秋こそはアオリイカを釣りたい!そのためにyoutubeをみまくってるんやけど、なんかコツとかないん?」と少し話して、思い付いたのでエギングで意外と盲点なポイント「フォール」について書きたいと思います。

昨今、なんちゃらジャークとかってのはよく聞きますがなんちゃらフォールとかなんちゃらステイなんてのはあまり聞きません。ジャークは魅せて寄せるため、実際に抱いてくるのはフォールやステイの時。なので魅せるジャークももちろん大事ですが、フォールやステイはもっと大事なのでは?と個人的には思ってます。

別にイカ君に聞いたわけではないので絶対ではないのですが、経験上フォールがダメだと高活性のイカ君も逃げていきます。
エギングでアオリイカをよく釣っている人には参考にならないかもしれませんが、なかなか釣れないって人やこれから始めるという人は良かったら参考にしてみてください。

なんしかルアーがどう動いているかをイメージするのは重要です。

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上に書いた友人は当直中にも関わらず、あの激しいシャクリで有名な某エギングチームの昔の動画を見てましたwたしかにカッコいいしバンバン釣らはるんですよね。いや、マジですごいです。スタイリッシュにフィッシング、憧れます。(ちょっとイカツイけどw)

昨秋、この友人にはちょこっとだけエギングに触れてもらいましたが、釣らせてあげることができませんでした。で、その時教えてなかったポイントを思い出しもって話してました。(で、この記事w)

やっぱりシャクリも大事ですが、実はフォールはもっと大事な気がしています。

なぜフォールが大事なのか

ハッキリ言ってしまうと、、、ナゼなのかはイカ君に聞いてないので分かりません。

でも昔、サイトフィッシングで釣ってて分かったことがあります。バンバンシャクって追っかけてきた大量の秋イカ、フォール中に変な動きをすると大抵逃げてしまうんです。そこそこ大きいトンカツ大サイズのやつでも逃げます。怖いからなのか、違和感を感じるからなのか、見切ったのかは分かりませんがとにかく抱きに来ません。

(こんな感じでヘタクソな絵を付けてますが、イメージしやすくなるかなぁと思ってのことですので上手下手は置いといてくださいw)

実はワタクシ、15年くらい前にエギングを始めて、初アオリイカにたどり着くまで1年近くかかりましたw(どうぞ笑ってやってください)

今考えてみると始めたのはたしか秋。今ほどエギングやヤエンをする人も多くなくプレッシャーも低かったはずですし、エギもアイがクルクル回るやつとかしか売ってませんでしたwが、それを差し引いても、全くアタリもないまま次の年の秋まで釣れませんでしたw

で、その時、秋エギングの醍醐味サイトフィッシングでアオリイカの動きを見て、

シャクったらたくさんのアオリイカがついてくる。

カーブフォールさせると少し距離をとってみてるだけ。

フォール中にピクっとへんな動きをすると距離をあける。

ウネリや潮で動かされた時は別に逃げない。

なんでなんだ!っていうのを永遠と繰り返していたのを覚えていますw

で、とりあえずシャクったあとピクってなったらあかんねや。というのだけ分かったので、フォールの時にほんの少し竿でテンションをかけるようにして釣れました。(ピクっ!!の予防のため)

とにもかくにも、フォールの安定感とフォール姿勢はかなり大事だと思います。


フォールを安定させる

とりあえずアオリイカがエギにアタックしてくるのは基本的にはフォール中かステイ中です。(もちろん超高活性でガンガン動いてるときにアタックしてくる個体もいるでしょうが)。

潮がガンガン当たってる場所では海底でステイさせてもエギは潮で揺れるでしょうし、フォール中でもエギは潮でフラフラします。でもこういう自然な動きは別に釣果に影響はないようです。

注意すべきは、アタリを待つフォール中やステイ中。どんなアタリでも見逃すか!!と力が入り過ぎ、竿がプルプルしてしまってピクっとエギに変な動きを与えてしまう。なんてことがあるかもしれません。

まだエギングでアオリイカを釣ったことないんだよ、なかなか釣れないんだよ。という人がいたら

フォール中は力を抜いて竿を軽く持ちピタっとエギを止める意識を持つと案外簡単に釣れるかもしれません。(実際にはエギはピタッと止まらず手元に向かって動いてますが、意識はその場でピタっ)。ピクっと動いてしまったらその流れでもうシャクてしまえばいいと思います。エギングロッドは上方に構えてPEと直角くらいになるのが理想的です。そうすると合わせられなくても自動的にイカがカンナにかかることが多くなります。

そんなん無理、という方は

シャクった後はロッドを少し下げて水平から30度下方くらいにかまえて、そこから竿の重さだけでエギをゆっくり引いてきて糸を張る。竿が90度になるくらいまでフォールさせたらまたシャクるっていう動作をすると意外とエギは安定してくれますし、ナイトのエギングでもアタリがすごく分かりやすいです。実はこの一連の動作だと、スラックジャークがとてもしやすいですw(これはだいぶ昔ですが、蒲入漁港で出会った名前もしらない激ウマエギンガーさんに教えてもらいました。ありがとうございました。)

追記。コレです!!自分のつたない説明だと分かりにくすぎるので動画探してきました。この感じに近いです。ただし足場の低い釣り場でウネリがあるとできません。

(ちなみにワタシはブランデーグラスを持ったことがないので分かりませんがw)

 

これになれてきたら、テンションのかけ具合を変化させてフォールの姿勢を変えるともっとエギングのバリエーションは増すと思います。ロッドを上方に構えた状態でも同じようにエギをゆっくり引くことはできます。

ちなみにアオリイカ(というかイカ全般)意外と知らない人も多いのですが、その場で止めなくてもゆっくりとした巻きでも抱きますよ。


エギのフォール姿勢

そこまで気にする必要ないかもしれませんが、エギに対するアオリイカの反応はフォール中の姿勢で変わる!!というのを知っていると意外と釣果を伸ばすのに役立ちます。

姿勢というと少し難しいですが、要はエギのフォール中の角度が前のめりなのか、ほぼ水平なのかでアオリイカの反応が結構変わるということです。

エギはアイの方に重心があるので前のめりになるのはなるんですが、エギによってその角度が結構違います。メーカーによっても違うので「なんかいい!!」というお気に入りのエギを見つけるといいと思うのですが、エギの号数の後ろにDとかdeepと書いてあるもの、ディープタイプは基本的には前傾45度くらいの姿勢が多く、普通のエギは5~20度くらいの前傾姿勢のものが多いです。フリーにするとDはほぼ鉛直下向きに、通常のものは鉛直下向き80度~85度くらいになるものがおおいです。

で、特にプレッシャーが高かったり濁りが入ってる時に多いんですが、フリーフォールでかなり前傾で一気に落とさないと追っかけてこない時もあれば、引いてくるぐらいのテンションフォールでピンとした水平姿勢じゃないと抱いてこない時もあります。なので、アタリがないなーと思ったらフリーフォールを試してみたり竿の角度や糸にかけるテンションを変えてフォール姿勢を変えると意外と急にアタリが出だしたりします

エギの姿勢はテンションをちょっと上向きにかけると手前を向いて水平に近くなり、テンションを抜いてフリーフォールにすると下を向いて鉛直に近くなります。テンションフォール中とフリーフォール中のエギの挙動について軽く書きたいと思います。

テンションフォール(カーブフォール)をした時のエギの挙動

PEラインは海水に浮きます。ですのでエギが沈んでいっている近くからリーダが水中に入っていることになります。

で、エギが海中に入った状態でラインを張るとリーダーからエギに伝わる力は手前上方にかかります。

(テンションフォールの図。リーダーからの力は赤い方向に伝わるのでエギが沈む力との合力で緑色の方向にエギが動きます)

手前上方に力がかかるとエギが下へ沈もうとする力とあわさって上図のような前方やや下方向にエギが手前に進みながら沈んでいきます。エギを投げてそのままフリーフォール、そこからシャクってテンションフォールをさせると、、、。

イメージとしてはエギはこんな感じの挙動をします。テンションフォールを使うメリットはアタリがロッドに直接でるのでアタリが分かりやすく、テンションを調整すると潮流の変化に対応してエギの動きをコントロールできることです。うまいこといけば、払い出していく潮の中でエギをピタっととめることもできます。デメリットは潮が速すぎるとエギが浮いてしまったり、手前に進んでくるので細かく探れなかったりすることです。あとは水平移動を必ず伴うので海底付近や鉛直に藻がドーンと生えたようなフィールドでは根ガカリが多くなります。

個人的には視覚的にではなく触覚的にロッドから伝わったアタリにバシッと合わせるのが好きなのでテンションフォールを多用しています。あとは潮流に乗せて微調節でレンジを変えられるのも魅力です。中層を釣る時にも便利です。

フリーフォールをしたときのエギの挙動

フリーフォールでは糸を張っていない状態でエギを沈めます。上に書いたテンションフォールとは違いリーダーからエギに伝わるちからは少ないので(全く0ではないと思います)ほぼ真下に沈んでいきます。

(フリーフォールの図。リーダーからエギに伝わる力が少なくほぼ真下、あえていうならちょこっとだけ前方にエギが沈んでいきます。)

テンションフォールに比べてリーダーがエギの真上に近いところで沈みます。カーブフォールと比較してフォール中に手前に寄ってくる距離は短いのでエギをキャストしてフリーフォール、シャクってフリーフォールをさせると、エギの挙動はだいたいこんな感じに、、、

あくまでイメージですよ。カーブフォールとフリーフォールの図を比較すると挙動の違いが分かりやすいかもしれませんので並べてみます。

テンションフォール
フリーフォール

 

テンションフォール
フリーフォール

と簡単にこんな感じで挙動に差が出ます。フリーフォールのメリットは細かくきざめるので、じっくりポイントを探れたり、藻が多いところでも海底付近まで探れることだと思います。デメリットはラインが張っていないので手元へのアタリは分からないことで、ラインの挙動を視覚的に見てアタリをとることになります。ワタシは個人的に普段はあまり使わないですが、春イカを藻場でジックリ探りたい時や秋イカで鉛直方向に動いた時しか反応しない時などは多用します。

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潮流をあまり考慮せずだいたいでフォールについて書きましたが、手前に寄せてくる潮の時はテンションを強めに、払い出す潮の時はテンションを緩めに調整するといつも同じようなテンションのかけ方にすることができます。


エギングで大事なフォールやステイの安定性まとめ

エギングではアピールするシャクりばかりに注目が集まりがちですが、盲点になりがちなフォールやステイに気を配ってないと寄ってきたアオリイカはなかなか抱きません。いや、超高活性なら抱いてくるかもしれませんが、厳しい状況でも一杯釣れるようにシャクりだけでなくフォールやステイにも意識を向けるといいと思います。

エギングのアクション=シャクり+フォールなんだと意識するようになると釣果がアップするかもしれません。釣り場の環境やイカの活性、水温や水深と藻の生え具合、潮がいってる止まってる、プレッシャーの高低や周りのエギンガーがテンションフォールを多用してるのかフリーフォールを多用しているのか、、、いろいろな状況に合わせてテンションフォールとフリーフォールを使い分けるとエギのアクションのバリエーションも増えます。

あと、エギによってもフォール姿勢はかわるので、フォール姿勢も意識してエギ選びをするとエギ選びの楽しみも増えるかと思います。








《記事の内容はここまでです》


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