ショアジギングに必要なロッドやリールやラインなどのオススメの選び方
- 2016.09.01
- ショアジギング・キャスティング
- ショアジギングを始める, 釣り道具
ショアジギング・ショアキャスティングを始めてヒラマサやブリを豪快にテレビ番組のように釣り上げたい。
その第一歩として、まずはショアジギング・ショアキャスティングに最低限必要な道具を揃えましょう。
(ここに書くのはなかったらショアジギングができない道具です)
ショアジギングやショアキャスティングは他のエギングやサビキ、ブラックバス釣りに比べると、かなり豪快な釣りですので、それなりに強い道具が必要になります。
ですが、初めから高価な専用の道具を揃える必要はなく、安価でも用途に見合った道具を探して揃えればショアジギングを始めることができます。
そんな道具選びに参考していただければと思います。
初めての時は自分に合った道具をキッチリ選ぶことはほぼ不可能だと思います。
ですので初めは安価な平均的なものを購入して慣れてきたら自分に合ったいいものを買う。
という方針の方が後悔しなくて良いです。
とはいえショアジギングは、
下記の4つの道具だけでなんとか始めることができます。
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ショアジギングロッド(竿)の選び方
ロッドの手で持つ場所の近くに写真のような表記があり、そのロッドのスペックになります。
このロッドの場合
1002:長さが10フィート2インチ。
H:ロッドの硬さがH。
PEMAX:最大で使用できるPEラインの太さ(Gは号)
JIGWT.:使用できるメタルジグの最大の重さ
PLUGWT.:使用できるプラグ(ルアーの最大の重さ)
LENGTH:竿の長さ。10’2″は10フィート2インチ
・ショアジギングロッドの長さ
ショアジギングには一般的に8フィートから11フィートの長さのロッドを使います。
使う場所やどんなルアーを投げてどんな魚を釣るのかにもよりますが、始める時は9~10フィートのものを選ぶと良いと思います。
長すぎると扱いづらく、短すぎると投げても飛びません。
エギング道具の選び方の時に「リールから竿尻の長さが超重要です。竿尻が肘より内側にくる竿でないと釣りになりません」
みたいなことをかきましたが、ショアジギングロッドを選ぶ際もリールから竿尻の長さは超重要です。
エギングロッドとは逆でリールから竿尻までが長いものを選びましょう。
もちろん限度はありますが、目安は
「リールの上の部分を掴んだらわきに竿が挟めて、挟まってる部分がクッション」
より長く
「リールの上をもって竿尻をおへそに当てた状態で竿が上下できる」
(どんな体勢かよく分からない方は「スタンディング マグロ」と検索すればそのポーズの画像が出てきます)
より短い
長さのなかで選ぶと良いと思います。すごくおおざっぱに言うと、竿尻までが
長い:遠投向き、大きい魚でも抜ける、重たいジグをアクションするのが楽、重い
短い:軽いジグをアクションするのが楽、魚とのやりとりがスムーズ、軽い
個人個人で感じ方が違うとは思いますので参考までにしてみてください。
・ショアジギングロッドの硬さ
次に硬さですが、写真のものはHの表記で硬い竿になっていますが、
ショアジギングロッドにはいくつか硬さの段階があります。
M:柔らかい
MH:MとHの間
H:硬い
が基本ですが、他にも
LSJ:Mよりも柔らかい。XH:Hよりも硬い。などがありますが、始める際はここまで視野に入れる必要はないと思います。
初めは中間的なMHの竿で30g~60gのジグが扱えるようなものが良いと思います。
ひとことMHの竿と言ってもメーカーによって多少の誤差もありますし、
竿それぞれ硬い弾力のあるMHやシャキっとした感じのMHなどいろいろありますので、
釣具店で実際に竿を手に取ってみて、竿先を店員さんにもってもらって曲げてみてください。
・ショアジギングロッドの重さ
初めは重さはそれほど気にしなくても良いと思います。
軽くて強くて丈夫なものがよいですがそうなるとなかなか高価になってしまいますので、
初めは安くて丁度良い長さと硬さのものが良いと思います。
竿そのものの重さよりも竿とリールの重さのバランスが大事です。
ワタクシが使っているリールもかなり重たい方ですが、
竿とのバランスや竿の重心の位置が良ければ疲れませんし、
重たいものでも重心がリールを装着する部分に近ければ竿を振った時の重量感はそれほど重たく感じません。
正直なところ、この重心の位置はスペック表には記載されていないので、
竿を握ってみないとわかりません。店員さんに聞いてできればお眼鏡にかなったリールと合わせて持って確かめてみてください。
PEラインは初めは2号~2.5号くらいのものを使うと思いますので、
そのあたりが扱える竿であればメーカーにこだわらなくても良いと思います。
竿は良いものを選ぶと高価でキリがないので初めは安価なものを使ってみて、慣れてきたら買い換えるのがオススメです。
ショアジギングやショアキャスティングの竿にはそれぞれかなりクセがあるので、クセのない竿をはじめは選び、
もう少し長くもう少しガイドを増やしたい。。。などと次の竿を考えればよいと思います。
(安価なモデルの中でオススメするショアジギングロッドです。
私もはじめこのモデルを購入してショアジギングを始めました。
メジロサイズを上げるのでギリギリのパワーですが今考えると逆にそれが楽しかったのかもしれません。コストパフォーマンスはかなり良いです)
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リールの選び方
リールにはスプール(糸を巻く部分)にそのリールのスペックが記載されています。
6000:そのリール(スプール)の大きさ。この数字と大きさの対応はメーカーにより異なります。
PE3-300:PEライン3号なら300m巻くことができる。
最大巻上長(リールには書いてませんが):ハンドルを一回転して巻き上げられる糸の最大の長さ。
ドラグ力:糸をこの力で引っ張って耐えられる最大の力の大きさ。
次はリールの選び方です。ここは慎重に選びましょう。
まずは大きさから、一般的にショアジギングではPEラインを使える大型のスピニングリールが必要です。
大型と言っても投げ釣り用のスピニングリールのような特大ではなく理由がある大きさなのでそれを考えてちょうど良いものを選びます。
まず。2号~2.5号のPEラインを200m以上は巻かなくてはいけないので、
・ラインの巻き量
PE2.5号で200mほどのものを選ぶと良いです。
目安ですが、ダイワなら3500番~4000番、シマノなら5000番~6000番が良いと思います。
・最大巻上長
最大巻上長は糸を十分に巻いている状態でハンドルを1回転してどれだけ糸を巻きとれるかです。
回遊魚はアジやイワシ、タチウオなどの割と速く泳ぐような小魚を捕食します。
それに似せてルアーを動かすわけですから、そこそこ早くリールを巻く必要があります。
リールには
HG(ハイギア:自転車でいうと早く走れるギア。回すのにパワーがいるがハンドル一回転でよく巻ける)のものと
PG(パワーギア。自転車でいうと坂道を上るときにつかうギア。回すのにパワーはいらないが一回転の巻き量はHGよりも少ない)
がありますが、正直ハイギアでないとショアジギングができないかというとそうでもありません。
細かい説明になってしまうので省略しますが、ハイギアはパワーギアよりもライントラブル(糸がからまる)が多くなってしまいますので、使い始めは楽しくありません。
ので、初めてのときは安価な少なくとも最大巻上長が80cm以上のパワーギアを選ぶと良いと思います。
ですが、安価でもPEラインを扱えるモデルである必要があるのでそこそこの値段にはなってしまいます。(あくまで目安ですが)
そのうえでもっと素早く巻き上げたくなればハイギアに変えるのが良いと思います。
ショアジギングに適したリールはかなり高価ですので初めからステ〇だのソルティ〇だの言わずに安物のリールでお試し→バイオマス〇ーなどの中堅で磯に出かける→理想のリールを手に入れる。
くらい慎重に自分の好みをさぐってくといいと思います。
(初めて購入するショアジギング用リールにオススメです。
値段もお手頃で、買い換える前提ならこのくらいがいいかな、、、と思います。値段の割にはスペックもまあまあ向きです。ただしハマったら買い換える前提)
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ゆくゆくは夢のステラへ、、、
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インプレも 書いてるので気になったら見てみてください。
新作シマノ19ステラSW14000XGの動画付きインプレとインフィニティードライブ、重い?デカい?高いリールは何がいい?
ラインの選び方(PEラインとリーダー)
50lb(ポンド):糸の強さ
#3:3号
300m:巻いてある糸の長さ
×8:8本撚り(今はあまり気にしないでください。)
続いてはPEラインとリーダーの選び方です。
竿やリールはあえて後で買い換えることを意識して安価なものを購入してください。と言いましたが、
このPEラインだけは良いものを買ったほうが良いです。
(実はこのPEラインの方は高いもの、となるとこの長さで1万円以上するものまであります
、、、なので、できるだけ高いものをという意味ではないです)
理由は「すべて」とは言えないですが、安価なPEラインは初心者が使うとライントラブルを起こすことが多いです。
で、ライントラブルが多いと釣りが楽しくなくなってきます。。。
・PEライン
リールに巻く糸です。
このPEラインは軽く引っ張りに強い代わりに熱と摩擦にとても弱いという特徴があります。
ですから、PEラインを直接ルアーに結ぶと結んだ部分で切れたり、海底にこすれてすぐに切れてしまいます。
そこでリーダー(フロロカーボンかナイロンの摩擦に強いもの)を介してルアーに接続します。
接続の仕方も摩擦に弱い特性をカバーするために特殊な接続のしかたをします。
結び方に関してはまた動画でも撮って説明しようかと思います。
よかったらまた後でコチラもご確認ください。
「FGノット+エンディングノット」を分かりやすく解説、ショアジギングにオススメのPEとリーダーの結び方
ショアジギングで使用するPEラインは場所と狙うものにもよるのですが2号~2.5号が良いと思います。
あまり細いとトラブルが多いですし、あまり太いとルアーを投げた時に飛びが悪くなるので楽しくないです。
ショアジギングを始めたばかりは堤防へ行ったり地磯へいったりするでしょうから、
あえてどちらでも使えるくらいの2~2.5号のPEラインを選ぶと良いと思います。
(糸の強さに関してはコチラを参考にしてみてください。)
・リーダー
PEラインと結び、直接ルアーに接続する糸です。
フロロカーボン製のものとナイロン製のものがありますが、
フロロカーボン製のものが断然良いと思います。
もちろんナイロンにも良い特性がありますが、ショアジギングに関しては断然フロロカーボンが良いです。
リーダーの太さはおおよその目安としてPEラインの4~5倍と考えると良いと思います。
(4倍くらいの方がライントラブルは少なくて済みます)
2~2.5号のPEラインを使うと仮定すると、、、リーダーはフロロカーボンの8~10号を使うとバランスが良いですね。
慣れてくれば、根が荒いので12号、PEの号数を落としたのでリーダーも、、、といったように調整すればよいと思います。
リーダーの方は安価なものでも大丈夫です。
(初め、自分が何m飛ばせているのかわからないので、
このPEラインは割と便利です。10m毎に色分けされています。
この糸を使う場合購入時に「PEにシュ」というコーティング剤も一緒に購入してコーティングすると長持ちします。)
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ルアー(メタルジグやペンシルベイトなど)の選び方
メタルジグ
大きさはまちまち、上から
105g、85g、60g、40gです。
下に敷いているのはメタルジグのケースですが、ケースは釣りを始める時は必須ではないです。
ハリとメタルジグを結束するリングとハリ。
リングにはスプリットリング(バネのような形になっているもの)とソリッドリング(プレスリング継ぎ目のないもの)があります。
ハリは手作りもできます。
・メタルジグの選び方
メタルジグは小魚に似せて泳がすルアーの本体です。
鉛(をまぜた合金が多いです)のほぼオモリのような重量感のある金属です。
普通の感覚だと「なんだ、100gか、軽いな」と思うかもしれませんが、
100gのルアーを投げてアクションして巻いてくるのはとてつもなく大変です。
実際筋肉痛にもなります。
メタルジグのサイズは、ベイトサイズや潮流の速さ、ベイトの種類などで使い分けるのですが、
おそらく初めてで80g以上のジグをキャストするのは不可能だと思います。
なので、慣れる意味も込めて、初めは30g~50gくらいメタルジグを数本購入してください。
数本と書いたのは根がかりなどでなくしてしまうためです。
ハリとリングですが、こちらも潮流や釣る魚のサイズ、使うリーダーの太さなどで微調節するのですが、
初めは買わない方がよいと思います。
昔はなかったのですが、今ではメタルジグにリングとハリが初めからセットされているものが販売されています。
このはじめからジグ・リング・ハリがセットになったものを買って観察すると
ハリやリングをメタルジグにどのようにセットするのかも理解できて一石二鳥です。
メタルジグは各メーカーからいろいろなものが発売されていて形状もまちまちです。
ターゲットになる魚によってもどのような動きをするルアーが良いのかも変わってくるので、初めはノーマルなものがいいと思います、
慣れればリング・ハリ・メタルジグを好みの組み合わせで使い、ハリも自作したりすると楽しみが増えます。
アシストフックの自作方法はコチラ
(オススメの安価なメタルジグです。ハリ・リングが初めからついていて、
値段の割になかなかいい動きをします。アクションもなかなか良いです。が、ぶつけるとわりと簡単に曲がってしまうのでご用心。)
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・番外編:ペンシルベイトやポッパー(ルアー)の選び方
初めはターゲットの多いメタルジグを使用してなんなり釣れると楽しいので、
初めはプラグではなくメタルジグをオススメします。
が、周辺で使っている釣り人がいて、どうしてもというかたは試してみてください。
同じルアーはルアーでもメタルジグと違い、こちらは鉛でないものです。
上からペンシルベイト(ダイビングペンシル)、ポッパー、ペンシルベイト(シンキングペンシル)、ミノーといろいろあります。
ペンシルベイトなどは、海面でルアーを動かし海面で魚が捕食する瞬間が見れるなどとても楽しいルアーですが、
初めての釣果に結び付きにくく扱いも難しいため初めての時は避けた方が良いかと思います。
タイミング的には磯に出かけるようになったら購入を検討するくらいで良いと思います。
ショアジギングに必要な道具まとめ
ショアジギングには竿・リール・糸・ルアーが必要。
逆に考えればこの4つだけ揃えばなんとかショアジギングを開始することができる。
竿、リール、ルアーは初めての購入の時は安いのを「慣れてから買い換えるつもり」で購入し、
後で自分に合ったものを買うと良い。
高価なものになれば、竿で原付が1つ、リールで2つめの原付が購入できるような値段になるので自分の釣りスタイルを見つけるまでは我慢して、
安価なものでまず1匹を目指すのがオススメ。
思わぬ大物に出会って物足りなさや限界を感じたら次のリールを探すと失敗がないと思う。
(実際私は、リール購入を検討して購入するモデルを決定するまでにほぼ週2で釣具屋に行き、1年かかりましたw)
これらの道具が揃えばなんとかショアジギングを始めることはできるが、
これらだけでは快適で安全に釣りをし、釣った魚をおいしく持って帰ることはできない。
もう少し道具を揃えることで快適な釣りができるので、それはコチラで解説します。
《記事の内容はここまでです》
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