マッチザベイトとは?ベイトの種類とルアーを合わせて、ベイトの種類とアクションを合わせて釣果アップ
- 2016.10.26
- ショアジギング・キャスティング
- アジベイト, イカナゴベイト, イワシベイト, カマスベイト, ベイトでアクションを変える, ベイトで釣り分け, ベイトパターン, ルアー選び
みなさま良いフィッシングライフをお過ごしでしょうか。
今回はルアーフィッシング、
特にショアジギングの釣果アップに超重要なマッチザベイトについて書きたいと思います。
横文字で難しいですが、
要は、その場にいるエサ、狙いの魚の食べてるエサを知って釣果アップしよう!
的な話です。
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ベイトとは?マッチザベイトとは?
フィッシュイーター、青物やイカが捕食する小魚などの餌をショアジギングやエギングなどの釣りでは特にベイト(bait)と言います。
ショアジギングやショアキャスティングでは
そのベイトに似たルアーを
そのベイトに似せて動かし
青物にアピールして釣るため、
その日その場所で青物が捕食しているベイトによって釣れるルアーやアクションも大きく変わってきます。
隣でハマチ・メジロを爆釣している釣り人の横でなかなかアタリがなかったり、
魚はいてるのに食ってこないって方はもしかするとこの記事を読んでみると原因が見つかるかもしれません。(見つかるといいなw)
そのベイトに合わせた釣り方をすることをマッチザベイトと言います。
ルアーを合わせるだけでなくて、わりといろいろ考えることがあったりします。
釣り場にいるベイトを知るために役立つ情報
ショアジギングでターゲットになる魚のベイトはおおまかにいうと、
イワシ・アジ・カマス・イカナゴ・タチウオ・トビウオ・シラス・イカです
(他にもあるんでしょうが、私が分かるのはとりあえずここまで)。
ベイトが何なのか一番わかりやすいのは、ベイトが見える時ですが、それほど多くはありません。
ゴロタ浜やサーフではベイトが打ち付けられることもあるのでチェックしてみましょう。
次に手っ取り早いのは釣れた魚の胃に何が入っているかを見てみることですが、
釣り場でするのも少し気が引けますし、これができるのは一匹つれた後です。
そこまでが大変なんですよね( ;∀;)
なのでその日のその場所でのベイトを知るために現実的なのは、下の二つかと思います。
時期や場所からベイトを推測する。
サワラやハマチに旬の時期があるようにベイトにも旬の時期があります。
また生息域に特徴があるベイトもいるので時期や場所からある程度ベイトを推測することができます。
イワシベイトの時期とレンジ
イワシベイトの時期は3月~12月くらい
イワシの泳ぐレンジはいろんなレンジ
アジベイトの時期とレンジ
アジベイトは6月~12月
アジが泳ぐのは割と深いレンジ
イカナゴベイトの時期とレンジ
イカナゴベイトは3月~6月
イカナゴが泳ぐのは砂地の海底付近
カマスベイトの時期とレンジ
カマスベイトは8月~1月
カマスが泳ぐのは表層付近
稚アユベイトの時期とレンジ
稚アユベイトは3月中旬~4月(地域差が大きいです)
稚アユが泳ぐのは河口域
他にもいろいろなベイトがおり、
地域によっても時期もベイトの種類もまちまちなので、
下の方法と合わせて使うといいかと思います。
(水温が低い年だったり北へ行くと時期がずれたりするのであくまで目安です。
特に稚アユパターンは場所が近くても、川が変わると時期がずれたりもします)
その日その場所の有力なベイト情報を得る方法
海に釣りに行くといろんな釣りをする方がいます。
多分このページを読んでくださってる方は多くがショアジギングで青物を狙う方や、
エギングでアオリイカを狙う方が大半だとは思うのですが、、、
ショアジギングで青物を狙う堤防にも
もちろんイワシやアジ、カマスなら専門に狙う方もいますし、
アジ・イワシ・カマスは釣果情報を見て作戦を立てると良いかと思います。
どういうことかと言うと、
ボクの得意なやつ
とりあえず、釣り場に行ったら「なんかええもん釣れますか~???」と聞いてみる。
その人がサビキをしてたら大ラッキーです。
サビキで釣れてるものからベイトの有力情報を得ることができます。
(それにそういう場所で行われる釣り人同志の会話は楽しいwww)
他には、地元の釣具屋さんに何がよく釣れてるか聞いてみたり、釣果情報サイトでベイト情報を得ることもできます。
夜の河口域で海面をめちゃくちゃ明るいライトで照らしてバシャバシャやってる本格的な人達を
見かけたら水産試験場の職員さんが稚アユの遡上数を調べてはるのかもしれません。
(コレ知ってました?www)
ベイトに合わせてマッチザベイトで釣り分ける方法
ベイトベイトと言いましたが、ベイトも魚です。
それぞれのベイトに特徴や特有の動き方や習性があり、
それを考えてルアーやアクションを変えていくと釣果をUPさせることができます
(もちろんパターンにはまらないこともありますが)。
さらに青物はいろいろなベイトを捕食しますが、
何かのスイッチが入った時はその時食べているベイト以外に全く見向きもしないことも多くて、
こんな時は同じ場所で同じ釣り方で青物を狙っていても釣果の差は歴然になってしまいます。
(たぶん横でバンバン釣ってるのに自分だけなんで、、、、( ;∀;)の時はこのパターン)
イワシベイトの特徴とアクション
イワシは大きな群れで素早く回遊します。
回遊も大きく、昨日いたイワシが今日は全くいないなんてこともあります。
イワシベイトの時は青物もこのイワシを探して大きく素早く回遊しているため、
好ポイントでジグを投げているけど青物が全くいなかった。なんてこともあります。
イワシパターンの時は割とルアーを選ばず、ジグでもミノーでもトップでも釣れますが、
イワシはいろんなレンジを素早く広く泳ぐのでいろいろなレンジを広い範囲素早い水平のアクションで誘うのがオススメです。
ルアーは少し細いシルエットでカラーはイワシっぽい背中が青や黒になっていて、腹側はシルバーになっているものなどがオススメです。
[rakuten]mizutani:10027850[/rakuten]
アジベイトの特徴とアクション
サビキ釣りの思い出から「アジは表層にいるのかなぁ」と思いがちですが、
アジは基本底~中層付近を回遊します。
アジベイトの時にはあまりトップには反応せず、ジグできっちりボトムをとって中層までをシャクりあげるようなアクションがオススメです。
私がよくやっているのは、追いつけないくらいのジャカジャカ巻きの後少しストップを入れるのを繰り返してまたボトムをとるようなアクションです。
シルエットはアジっぽいもの
(わかりにくいですね、、、、あまり細身でなくシルエットが大き目のもの)
でカラーはゴールドが入っているものを選んでいます(赤金とかを使うことが多いです)。
カラーは特に気にする必要はなさそうです。
意外とアジベイトの時は青物を釣るのが難しいです。
[rakuten]casting:10205031[/rakuten]
カマスベイトの特徴とアクション
カマスはそれほど大きくない群れで表層付近を回遊します。
イワシ・アジに比べると大きいことが多く、カマスを捕食している時は青物も表層に意識があります。
カマスベイトの時にはトップや表層付近の釣りにカナリ分があります。
私はこのカマスベイトのパターンが一番好きなのですが、カマスパターンの時はダイビングペンシルなどによくアタックしてくることがとても多くなります。
色は特に気にしていないのですが、いつもバシャバシャ暴れる系のダイビングペンシルとぬめぬめ緩やかに動く系のダイビングペンシル
を持っていくようにして、
凪で水面が静かな日はおとなしい系のダイビングペンシル、
すこし荒れている時は暴れる系やポッパーなど
と使い分けるようにしています。
(暴れる系)
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(ゆるやか系)
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イカナゴ(オオナゴ・コウナゴ)ベイトの特徴とアクション
イカナゴは砂地の海底付近をゆるやかに小さく回遊します。
暗い時間は砂地に潜っているため顔を出さず、明るい時間だけ水中に出てくるため、
イカナゴベイトになると青物はそのイカナゴが出てくるタイミングで青物が爆食いします。
さらにイカナゴは一つの砂地で居つくので、そのイカナゴにつくと一緒にメジロなどの青物も同じ場所で釣れ続けるようです。
コレにあたると結構爆釣になります。がイカナゴパターンの時はアクションで釣果に大きな差が出ます。
海底付近をゆっくり回遊するイカナゴを捕食している青物の意識は底に向きます。
こんな時はトップを投げても全く反応がなかったりします。
そのためメタルジグで海底をスローに動かすと釣果が上がります。
シルエットが細く小さいメタルジグがオススメで、あまりギラギラせず、背側が少し茶色だったり黄色いものがオススメです。
イカナゴ自体はうにょうにょと動くのですがジグでこれを出すのは至難の業ですが、
イカナゴベイトの時の食いはかなり激しく、ゆっくりただ巻きでも釣れますし、
むしろキビキビしたアクションすると釣れなかったりします。
さらに、青物はイカナゴの後方上からついばむように追い込むようで、リアフックをつけると、リアフックにハリガカリすることが多くなります。
(私は普段リアフックを使わない派なのですが、イカナゴベイトの時だけは使います)
(イカナゴベイトの時だけのジグ。キビキビ動きません)
[rakuten]aqua-inter:10001398[/rakuten]
稚アユパターンの特徴とアクション
稚アユパターンは稚アユの遡上を狙って捕食しに来るシーバスをメインとした釣りになりますが、
遡上する稚アユの群れが大きいと青物も河口まで入ってくるようです。
稚アユパターンの時はベイトも小さいのでなかなか釣りは難しいのですが、シーバスや青物もカナリ捕食スイッチが入っているようで活性は高いような気がします。
海で大きくなった稚アユは川へ上っていくのですが、
河口の真ん中をドーンと上がっていくのではなくて河川の本流からすこし外れた部分をのぼっていきます。
表現が難しいのですが、河川の本流にあるブレイクの上がりきったところ~ブレイクの途中あたりを通っていきます。
なので河口のど真ん中を狙うのではなくて本流から少し外れたところを狙うのがオススメです。
遡上する稚アユを演出するので、川の流れに逆らってルアーを引くのですが、流れに負けてバタつくルアーはあまりオススメできません。
ウィグリングよりもウォブリングアクション(ウネウネっていうよりもブルブルっていう感じ)の方が釣果が良いような気がします。
[rakuten]fishland:10029572[/rakuten]
[rakuten]point:11954602[/rakuten]
イカベイトとシラスベイトの特徴とアクション
イカは青物もマダイもヒラメも大好物イカベイトの時は、、、、書きたいのですが、
コレがイカベイトのアクションだ!!というものを私もわかってません。
イカっぽい動き、、、、ゆっくりとストップ&GOと色が変わる生き物なのでグロー系の裏表で色の違うルアーがキモなのかな?思うのですが、、、また分かったら記事にしたいと思います。
イカパターンで青物を釣るキモ、知っている方おられたら是非教えてください。
シラスベイトの時は、正直ジグやプラグで青物を釣る難易度がかなり高いと思っています。
僕はシラスベイトとかの超マイクロベイトの時の釣りが一番苦手www
シラスベイトの時に釣る方法ももちろんあるのでしょうが、ボクは釣り場を移動します、、、、w
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マッチザベイトまとめ
以外と奥が深いマッチザベイト。
ベイトの時期・場所・レンジ・生態・カラーやフォルムなどいろいろ考えて釣ると釣果は大きくUPしますし、
釣りの幅・楽しみも格段に上がると思います。
そうなってくると、いろいろな釣り場を知って、例年ならどのベイトがどの時期にどこに接岸するか分かっていると青物への道はカナリ近づきます。
特にそのベイトのレンジとアクションスピードには気を使うといいと思います。
何月のここではこのルアーで絶対釣れる!みたいに自分なりの鉄板パターンを持つと楽しいと思います。
地元のアングラーが一番知ってると思います。
これを参考にして、青物爆釣!!なんてことになったら嬉しいなぁと思います。
これを読んでくださってる方も、もちろん僕もw
《記事の内容はここまでです》
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