秋のヒラマサ狙いでオススメのポイントと条件
- 2017.09.14
- ショアジギング・キャスティング
- ショアキャスティングポイント, ショアジギングポイント, ショアジギングを始める, ヒラマサ, 釣り座選び
みなさま良いフィッシングライフをお過ごしでしょうか?(勝手に定着してきた気がしていますがw)久々の釣行予定が台風で流れそうで気が気でない管理人です。。。
少しずつ気温も下がってきて、風も空も秋っぽくなってきました。ということで、そろそろ秋のヒラマサ、秋マサのハイシーズンが来ます。春のヒラマサ春マサに比べるとサイズや活性がやや劣るかなぁと勝手に思っていますがそれでも十分に楽しめる秋マサ。
春マサでももちろんベイト条件は必須ですが、秋マサのベイト条件は春よりもシビアだと思っています。風、潮、釣り座の方向や周りの地形などなど、考えるようなことはたくさんあると思います。
ということで、今回は秋マサねらいで釣り場に着いた後、釣り座を選定する条件というか、地形のどのあたりがアツイのか。について少し書きたいと思います。もちろん秋マサ方程式みたいなもんがあるわけではないので絶対ではないのですが、闇雲にキャストするよりも格段とチャンスは上がると思いますので是非参考にしてみてください。
ポイントは潮の当たる側と当たらない側。風が釣り座に対してどっちから吹くかです。あとはそれに付随するベイトの動きだと思っています。
注!!細かいことを書きすぎました。嫌いな方は釣りに役立つ要点部分だけみてくださいw
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釣り場の地形の見方
地学を学んだものではないので偉そうなことは言えませんが、海底の地形は潮の本流の動きと背後に広がる陸上の地形からぼんやりと想像することができます。
潮の本流が当たる面は海水に岩礁が削られてくぼんで切り立っていたりそのまま削られてフラットになってるでしょうし、
背後の地形が段々の崖ならそのまま海中も段々の崖になっていることが多く、
左右は急な崖なのに真ん中だけなだらかな地形だったりするとそのなだらかなところに浅瀬の岬や張り出しがあってその浅瀬に潮がよく当たる。
なんていう想像をしてからメタルジグをキャストして探ると海中の地形をある程度把握することができます。
で、今回はその岬状の磯で海中も岬状に浅瀬になっているような釣り場でどんな釣り座を選択してどのあたりを探っていくといいのか?について少し書きたいと思います。
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岬の先端部はトップの好ポイント
個人的に岬状になっている地形の釣り場はねらい目の予測が他よりもしやすく、秋マサ狙いにオススメの地形です。その釣り場釣り場によって多少変わるでしょうが、潮の本流が横から岬やその延長上の浅瀬にぶつかる状況で、岬の先端部と潮が当たってすこし回り込んでちょっとよれているようなところがねらい目です。
といっても言葉だと分かりにくいのでヘタクソな絵も交えて書いていきます。
個人的にフローティグペンシルやダイビングペンシル、ポッパーなどのトップの釣りが好きなのでワタシはこういうポイントに入ることが多いのですが、潮の本流が横からあたる岬の先端部付近はトップの好ポイントです。特にサイドに掘れているワンドなどがあればもっとオススメです。
ヘタクソな絵と字ですみませんw岬の先端部分、特に潮の本流が横からあたるような岬では先端付近ちょい潮上側寄りがトップの好ポイントです。(潮上:潮が流れてくる元の方向)岬の先端の延長上は周りよりもちょっとだけ浅くなっていると考えてください。潮は左から浅瀬にぶつかり、岬の先端付近ですこし複雑になります。
ベイトの回遊ルートにもなりやすく、それを探して追う青物の回遊ルートにもなりやすいです。アオリイカの回でもちょこっと書いた気もしなくもないですが、こういった潮の本流が横からあたる浅瀬(周りよりも)は青物を始めフィッシューイータに多い狩猟パターンの浅瀬の壁や潮の壁に追い込むのにうってつけの場所です。地形的にも浅瀬になっていて追い込みやすく、潮的にもスッと流れてきた本流が浅瀬にぶつかりそこて寄れたり湧きあがったり曲がったり寄れたりと複雑になって潮が変化します。これらの壁がどうやら狩猟ポイントのようで、沖で発生したナブラも最終的にこのような位置に移動してわしゃわしゃなるような気がします。
ということで、広く探れてアピール力も高く、捕食スイッチが入ってたり入りかけてたりするヒラマサを寄せ付けるトップでの釣りでこのポイントをオススメしています。
これは知っている人も多いのか、どの地磯でも岬の先端部は人気が高くショアジギンガー達が集まります。が、別に岬の先っちょだけがポイントではなくて結構広い範囲で、、、と思っていて、岬の潮上側も好ポイントで結構いいと思うので広く浅く探ってみてください。
たとえばこれは、ルアーが届く範囲に瀬があっても同じような感じです。
潮が当たる面の方が回遊ルートになることが多く、好きな釣り場の中では和歌山県串本大島のハゲアジロなどはモロこのどちらのパターンもあてまるんではないかと思います。分かりやすい地形なので一度見てみてください。ハゲアジロの釣り場詳細はコチラ
ハゲアジロでもシイラの回遊はほとんどこの沖の瀬(というか岩が見えています)に集中している気がします。
[rakuten]casting:10208261[/rakuten]
本流がかなり速い時は岬のちょい裏がジグのポイント
たとえば大潮の日の潮汐表でタイドグラフの接線の傾きが一日で一番大きい時間帯などがこれにあたるかと思いますが、ちょっと小難しいので、要は60gくらいのジグなら簡単に流されるような潮流の岬でのポイントです。平均すると太平洋側より潮流がゆるい日本海側でも、潮の本流がまともに横からあたり、ヒラマサのポイントとされるような荒磯ではよくあることですが、潮がかなり速くて底をとるのも大変なような状況でのポイントです。
潮流がかなり早いとき、もちろん上で書いた岬の先端付近の浅瀬もポイントにはなるのでしょうが、深いところから浅いところに向かう潮流は狭くなったり浅くなると加速して、ぐちゃぐちゃになったりもします。潮流が岬に対して真横にぶつかるようなところでは潮流は岬をグルンと回って裏側に進もうとします。(詳しいところが気になる方はgoogleさんで「ホイヘンス」と検索してみてください。釣りの内容は出てこないと思うので戻ってきてくださいねw)
で、実際は回り込む流れとまっすぐ行く流れは干渉し合うので、グルッと回る流れに真っすぐ行く流れも多少引っ張られます。引っ張られないでまっすぐいくヤツもいます。で、グルっと回ったあとのちょっと行ったあたり、ちょうど上の絵の青いとこらへんにヨレや潮目ができることが多くベイトが溜まることよくあります。実際にベイトが溜まっていてそれをヒラマサが狙いにくることもあれば、ベイトっ気はなさそうだけれども、そこでジグにアタックしてくることも多々あります。
いつも岬の先端ばっかりに釣り座を構えているという方は、こういう条件にあたったら一度岬の潮下側ちょいナナメくらいにメタルジグをキャストして底目意識でいろんなレンジを探ってみてください。(ホンマかよ?と思うかたは防波堤付近でも同じような状況が小さい範囲で起こっていることもあるので、防波堤で正面から潮流が当たる時に裏かわを見てみてください。妙な潮目やヨレができてるかもしれませんし、よっぽど潮流が速いときにはプチ渦をまいている時もありますよ)
[rakuten]fishing-you:10010792[/rakuten]
吹送流で表層のベイトが流されてくる
吹送流(すいそうりゅう)について詳しく知りたい科学好きな方はgoogleさんで「エクマン理論」と検索してみてください。海水の流れは黒潮だとか親潮だとかの大きな流れと、干満によるものだけでなくいろいろな要因で変化します。大きい変化も小さい変化もありますが、意外とこの海水の流れに大きな影響を与えるのが風です。風???と思われる方もいるかもしれませんが、わりとこの風はベイトのいる位置を変化させます。
簡単に言うと、数時間単位でなく数日単位とかで割と長い期間一定方向に風が吹くと海水に風による流れができます。(もちろん季節単位で吹いている偏西風や貿易風なら強い流れになるでしょうが)エクマン輸送とかっていいますがコレはあくまで釣りブログ。名前はどうでもよくて、要は風が吹く方向に向かって右斜め45度くらいに海面の水は運ばれる。それより深いところはもうちょい右にずれて、もっと深いと、、、というものです。(詳しい方はつっこまないでくださいねwあくまで「要は」です。)
この風による海水の流れは水深にするとせいぜい10mとか15mくらいまでしか大きな影響は与えず、シャローな釣り場や表層を回遊するベイトが多い時期に有効な考え方です。つまり、秋というのはこれが結構効きます。
秋のヒラスズキ、秋ヒラねらいで風の方向をかなり気にして釣りをするのはこのベイトが流されてくるのも影響していると思います。(ワタシはよくヒラスズキ狙いに行って風が強すぎて釣りにならないなんてこともありますが)
ですので、そこそこ強い風がここ数日吹いているなあ、、、という条件では、風が真正面ちょい左からあたり続けているようなところにベイトが流されてくるようなイメージになります。
(これを狙うために冬の北風でコレが起こる厳寒期日本海の経ヶ岬に雪道をスノボウエアで歩いてよく行きましたが、釣りになるのは5回行ったら1回あればラッキーなくらいで最近はヤメましたw)
秋マサ狙いでオススメ釣り座と狙い目
秋マサ狙いでは地形・潮流・風・水深などいろいろ考えてポイントを選ぶと釣果アップにつながると思います。メインはベイトの話なのでヒラマサに限らずフィッシュイータ―全般、秋に限らず春夏冬使える考えだと思います。ただ、ベイトもヒラマサももちろん生き物、カチっとした方程式があるわけでなく、釣りを考える上での大枠にプラスアルファしてもらえるとありがたいです。(ましてやワタシは釣りも科学もノンプロなのでw)
良かったら季節のベイトについても別ページに書いてますのでよかったらコチラをご覧ください。マッチザベイトのお話です。
最後に、釣り座は基本先着順ですが、荷物をごじゃっと置いての場所取りとか無理な横入りはやめましょう。一度釣り場で釣り座を巡ってケンカしてはるのを見たことがあります。ちょっと興覚めで悲しくなるので、「ちょっと横入らせてもろてもいいですか?」などと声をかけると釣果が出ても出なくても楽しく釣りができますし、楽しい釣り話やいい情報が聞けたりランディングが上手くいかない時に手助けしてくれたりします。地元の漁師さんとかに話を聞いたりすると地元ルールがあったり、今多いベイトや特定の釣り場でしか成立しないチャンスタイムとかいろいろ得るものも多かったりします。
《記事の内容はここまでです》
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